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大阪ガス株式会社(本社:大阪市、社長:野村明雄、以下大阪ガス)と、荏原バラード株式会社(本社:東京都、社長:大矢正克、以下荏原バラード)、Ballard
Generation Systems, Inc.(本社:カナダ国ブリティッシュコロンビア州バーナビ市、社長:マイク・ミューリー、以下BGS)は、大阪ガスの開発した固体高分子形燃料電池(以下PEFC)用燃料改質技術のライセンス契約を締結し、さらに、株式会社荏原製作所(本社:東京都、社長:依田正稔、以下荏原)を加えた四社は、PEFCを用いた家庭用コージェネレーションシステムに関し、共同研究の新たなフェーズに入ることに合意しました。
四社は、昨年、PEFCコージェネレーションシステムの共同研究を開始し、大阪ガスの燃料改質装置とカナダのBallard
Power Systems, Inc.(以下BPS)が製造するPEFC本体とを組み合わせたシステムの実用化の可能性があると判断し、24時間連続運転が可能な家庭用PEFCコージェネレーションシステムの詳細設計を完了しました。その結果を踏まえて、荏原バラードが大阪ガスのライセンスを受けて実際に改質装置を含むシステムを試作し、大阪ガスと共同で評価するため、今回の契約・合意に至ったものです。
1.燃料改質技術のライセンス契約について
大阪ガスは、荏原バラードとBGSに対して、燃料改質技術の非独占的ライセンス供与を行います。今回の契約では、大阪ガスは、燃料改質装置の製造技術や運転方法などの技術情報を開示し、荏原バラード及びBGSは国内外で、大阪ガスの燃料改質装置及びそれを組み込んだPEFCシステムを、独自に製造販売することができるようになります。
2.燃料改質技術に関する新たな共同研究フェーズの合意について
大阪ガスの開発した燃料改質装置を組み込んだPEFCを製作し、運転評価を行うことで、四社は、荏原バラード製PEFCコージェネレーションレーションシステムに適した燃料改質技術を共同で研究することに合意しました。
その内容は、荏原バラードが、大阪ガスの燃料改質装置のライセンス契約に基づき,燃料改質装置を製作し、24時間連続運転が可能な家庭用PEFCコージェネレーションシステムを製作します。大阪ガスは製作された家庭用PEFCコージェネレーションシステムを運転評価し、家庭用PEFCコージェネレーションシステムの商品化を加速させます。BGS、荏原は本システムの開発について製造技術の面から荏原バラードを支援します。
今回の契約締結等により、荏原バラードの24時間連続運転が可能な家庭用PEFCコージェネレーションシステムの技術開発は最終段階に入り、大阪ガス、荏原バラード、荏原、及びBGSは、家庭用PEFCコージェネレーションシステムの開発及び実用化を加速できると期待しています。
(ご参考)
PEFCは電解質に高分子膜を使用した低温作動型(約70℃)の発電装置で、純水素あるいは、都市ガスなどからつくった水素を主成分とするガスと空気から直接電気を取り出すことができます。小型、軽量、低コスト、高信頼性などの特長を持ち、定置用以外でも自動車用及びポータブル用として注目されています。BPSはBGSの親会社であり、PEFC開発における世界のトップメーカーです。
大阪ガスは、家庭用PEFCコージェネレーションシステムの商品化加速のため、小型・高効率な燃料改質装置を開発し、既に国内外のPEFCシステムメーカーへ技術供与を開始しています。
〇荏原バラード鰍フ概要
| 社 長 |
: |
大矢 正克 |
| 出資金 |
: |
(2000年10月6日現在) 9.41億円
(出資比率:荏原製作所51%、BGS:49%) |
| 事業概要 |
: |
大小を問わずBGSのすべての定置式PEFC発電システムを日本で国内独占販売・サービス・製造することを、その事業内容とします。 |
〇BGS会社概要:(Ballard Generation
Systems)
BGSは固体高分子形燃料電池を使用した定置式発電システムでは世界のトップの技術をもち、定置型発電プラントの商用化を目標に開発・生産・販売を担当するBPSの子会社であり、1996年12月に設立されました。
| 社 長 |
: |
マイク・ミューリー |
| 本社所在地 |
: |
ユニットC 4242 フィリップス アベニュー バーナビー
ブリティッシュコロンビア州 カナダ VSA 2X2 |
| 出 資 |
: |
BPS、GPU International、ALSTOM、荏原製作所 |
| 事業概要 |
: |
固体高分子形燃料電池を使用した定置式発電システムの開発・商品化 |
〇BPS会社概要:(Ballard Power Systems)
BPSは固体高分子形燃料電池の開発において世界のリーダー的企業です。現在バラード社の燃料電池はダイムラークライスラー、フォード、GM、日産自動車、本田技研工業、フォルクスワーゲン、ボルボ、GPUインターナショナル、アルストーム、シナジーなど各国のリーディングカンパニーでゼロエミッション自動車、定置式発電プラント及びポータブル発電システムの開発のために使用されています。荏原製作所が資本参加しています。
| C E O |
: |
フィロッツ A ラズール |
| 本社所在地 |
: |
9000 グレリオン パークウェイ バーナビー ブリティッシュコロンビア州
カナダ V5J 5J9 |
| 事業内容 |
: |
固体高分子形燃料電池、それに関連する定置式発電システム及び移動用システムの開発・商品化 |
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